最近ロボアドバイザーってよく聞くけど自分もやった方がいいのかぁ?
今回は【投資初心者】の方向けにロボアドバイザーについて解説したいと思います。
最近ロボアドバイザーという言葉を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると私はロボアドバイザーはあまりオススメしていません。
もう少しやわらかくいうとあえてロボアドバイザーを使う必要はないかなという事です🤗
その理由について【投資初心者】の方で、これからロボアドバイザーをやってみようかなって思っている方はぜひ最後まで読んでみてください♬
ロボアドバイザー投資ってなに?
ロボアドバイザーとは人工知能(AI)を活用し、手間や時間をかけずに投資できる資産運用サービスです。
許容リスクや期待リターンに応じた資産の組み合わせを提案または運用してくれるのが特徴で、ウェルスナビやTHEOなどがサービスを提供しています。
ロボアドバイザーのメリットとは
- 自動で資産運用してくれる
- スマホから簡単に投資できる
- 投資知識や経験が無くても始めやすい
自動で資産運用してくれる
ロボアドバイザーは投資家に代わって資産運用を行うため、手間をかけずに投資できるのが魅力です。
特に投資一任型なら年齢や資産などに関する質問に答えるだけで、ロボアドバイザーが自動的に投資を行ってくれます。手動で投資する場合は株価下落などの事態が起こると冷静な破断ができず、かえって損してしまうこともあります。
自動で資産運用を行なえれば主観が入らず淡々と投資できるため、感情的な投資による損失を生みづらくなります。
スマホから簡単に投資できる
ロボアドバイザーは専用のアプリケーションを用意するなど、スマホから簡単に投資ができる仕組みが整っています。
投資と聞けばモニターで一日中チャートを見ている印象を抱きがちですが、ロボアド投資ならそんな必要がありません。普段利用しているスマホ1台があれば、簡単にロボアドバイザーの運用成果を確認でき、入金も可能です。
投資知識や経験が無くても始めやすい
AIが自分の代わりに運用してくれるロボアドバイザーなら、深い投資知識や手間をかけることなく資産を増やせます。
特に投資一任型であれば、購入する商品の選択から売却までロボアドに運用を任せられ、ほったらかし投資も可能です。投資は敷居が高そうだと感じて踏み出せなかった人は、ロボアドバイザー投資をきっかけにしてみてもいいのではないでしょうか。
ロボアドバイザーのデメリットとは
- 手数料が高い
- 短期での利益は見込みにくい
手数料が高い
ロボアドバイザーのデメリットは投資一任型の手数料が運用資産の1%程度と、比較的高めに設定されていることです。
ロボに運用を一任できる分、投資に慣れている人から見れば「自分で買った方が低コストだ」と感じるかもしれません。とはいえ銀行預金で眠らせるより、運用に回したいと考える投資初心者から見れば、気にするほどのコストとは言えます。
短期での利益は見込みにくい
多くのロボアドバイザーサービスは、数年や数十年といった長期的な投資を目的として運用を進めています。
そのため「数日や数ヶ月の短期間で大きな利益を出したい」と考える人には、相性が合わない投資手法です。投資に対して大儲けできる印象を持つ人もいますが、そのような投資はハイリスクなため、初心者が参入しても損失を出す可能性が高いです。
ロボアドバイザーの選び方
- 投資一任型かアドバイス型か
- 最低投資金額
- 運用手数料
- NISA対応の有無
- 自動積立機能の有無
投資一任型かアドバイス型か
ロボアドバイザーには大きく分けて「投資一任型」と「アドバイス型」があり、各特徴は以下の通りです。
アドバイス型 | ロボアドバイザーが最適な商品を提案し、投資家はその中から運用するものを選んで購入し、 自身で運用やリバランスを行う。 |
---|---|
投資一任型 | ロボアドバイザーが商品の提案・購入・運用・リバランスまで全てを行う。 |
アドバイス型はロボアドバイザーの助言に基づいて、投資家自身が好きなように資産を運用できます。一方で投資一任型は入金すれば運用をすべてロボアドバイザーに任せられるため、「ほったらかし投資」も可能です。
最低投資金額
ロボアドバイザーごとに、運用を始めるために必要な最低投資金額は異なります。
ロボアドの最低投資金額の目安としては、1万円から10万円である場合が多いようです。「助言型」であれば投資家自身での運用が中心のため、「投資一任型」と比べて最低投資金額も低めに設定されています。
自分が投資に回せる余剰資金はどれくらいか計算しつつ、最低投資金額に合ったロボアドバイザーを利用しましょう。
運用手数料
ロボアドバイザーの運用期間中にかかる手数料は、平均で年率1%程度となっています。
「投資一任型」のロボアドは投資商品の買付から運用まで任せるため、「助言型」と比べれば手数料は高めです。あまりにも運用手数料が高いと運用によって得られた利益が減ってしまうので、よく確認しておきましょう。
NISA対応の有無
NISAとは、投資で得られた利益にかかる税金(20.315%)を非課税にしてくれるお得な制度です。
とはいえ全てのロボアドバイザーがNISA対応ではなく、本記事で紹介するサービスで対応しているのは以下の2つです。
- WealthNavi(投資一任型)
- 投信工房(アドバイス型)
NISA対応ではありませんが、「サステン」や「THEO+ docomo」等のサービスは税金の最適化機能が付いています。
自動積立機能の有無
長期的な積立投資を考えている人であれば、自動積立機能の付いているロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。
自動積立機能とは、毎月の指定日にあらかじめ指定していた金額を口座から引き落として積み立てする機能。そのため投資に慣れていない初心者に起こりがちな、毎月の入金忘れを防ぐことができます。
さらに毎月一定の金額を積み立てることから、購入時の高値掴みリスクを分散できるのもメリットです。
ロボアドバイザーオススメ5選について
ロボアドバイザーのオススメ5選をご紹介致します。
サービス名 | 種類 | 手数料 | 最低投資額 | 節税機能 | NISA対応 |
①WealthNavi | 投資一任型 | 年率税込1.1%(〜3,000万円) 年率税込0.55%(3,000万円〜) | 10万円 | *◯ | ◯ |
②サステン | 投資一任型 | 利益に対し税込1.1/6〜1.1/9 | 10万円 | ◯ | × |
③ROBO PRO(FOLIO) | 投資一任型 | 年率税込1.1%(〜3,000万円) 年率税込0.55%(3,000万円〜) | 10万円 | × | × |
④THEO[テオ]+ docomo | 投資一任型 | 最大1.10%(税込・年率) | 1万円 | ◯ | × |
⑤ダイワファンドラップONLINE | 投資一任型 | 契約資産の税込1.1% | 1万円 | ◯ | × |
1位:WealthNavi(ウェルスナビ)
WealthNaviのここがポイント!
- 12,000もの銘柄に自動で分散投資をする
- 自動積み立てで運用資金を積み上げられる
- おまかせNISAや自動税金最適化機能を搭載
WealthNaviは上場企業のウェルスナビ株式会社が運営する、預かり資産・運用者数No.1のロボアドバイザーです。
※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2022年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 モーニングスター社調べ(2022年6月時点)
また、「2022年 オリコン顧客満足度®調査 ロボアドバイザー」では、WealthNaviが6評価項目中「運用設定のしやすさ」「運用実績の納得感」「情報提供の充実さ」の3項目で1位を獲得しました。
なかでも、機能の充実さや積立設定の自由さなどについて聞いた「運用設定のしやすさ」では、特に高い評価を得ています。
世界50ヵ国12,000銘柄に分散投資することで、中長期的に世界経済の成長率を上回るリターンを目指しています。
株式のみならず金や不動産にも分散投資しており、リスク許容度に合わせて最適な金融商品を組み合わせてくれるのも魅力。
さらに投資一任型ロボアドバイザーでは初のNISA対応なので、年間投資額120万円までは非課税枠で投資できますよ。
2位:サステン(SUSTEN)
- プロレベルの資産運用を、初心者でも利用できる
- 日本で唯一、投資信託の運用会社が直接サービスを提供
- 日本初となるプロフィットシェア型(完全成果報酬型)の費用体系
サステンは日本で初めて誕生した、完全成果報酬型のおまかせ資産運用サービスです。
つまり従来の資産運用サービスとは異なり、過去最高評価額を更新した時を除いて手数料は発生しません。投資家に利益が出なければサステン側も手数料をもらえないという、フェアな料金体系が支持を集めている秘訣です。
さらに最新の金融工学理論を反映しつつ高いリターンを狙っている点から、今後も高い実績を出すことが期待されます。
3位:ROBO PRO(FOLIO)
- 長期運用者の99%以上の通算損益がプラス
- 自動化されたAI運用×レポートで投資に詳しくなれる
- ダイナミックな投資配分の変更で、短期投資でも利益を狙いやすい
ROBO PROは「株式会社FOLIO」が運営している、AIによる予測技術を利用したロボアドバイザーです。
ロボアドでは珍しく月に1度リバランスを行うことで積極的な利益の追求を目指し、短期でも利益を出しやすくなっています。もちろん長期投資にもおすすめで、3ヶ月以上運用している利用者の99%以上の通算損益がプラスになっています。(2021年7月時点)
「AI技術によるマーケット予測×ダイナミックな運用」で、将来の資産形成に役立てられるサービスと言えるでしょう。
4位:THEO[テオ]+ docomo
- 最大30種類以上のETFで構成
- 資産運用をしながらdポイントが貯まる
- dカード連携でおつり積立投資ができる
THEO+ docomoは、NTTドコモがロボアドバイザーサービスの「THEO」と提携して手掛けているロボアドバイザーです。
資産運用をしつつdポイントを貯められるのが魅力で、ドコモ回線をご利用の方は通常の1.5倍のポイントを獲得できます。例えば1年間THEO+ docomoで資産運用した場合、貯まるポイントは以下の通り。
運用金額 | ドコモ回線の資産運用者 | ドコモ回線以外の資産運用者 |
---|---|---|
50万円 | 900ポイント | 600ポイント |
100万円 | 1,800ポイント | 1,200ポイント |
300万円 | 5,400ポイント | 3,600ポイント |
1,000万円 | 18,000ポイント | 12,000ポイント |
運用者数も10万人を突破しており、ドコモユーザーやdポイントを貯めている人には最適なロボアドと言えるでしょう。今なら「THEO+ docomo冬のボーナスキャンペーン!」が開催されています。最大でdポイント10万pt(期間・用途限定)がもらえる、お得度の高いキャンペーンです。
キャンペーン期間中の着金が必要など条件があるため、「公式サイト」で詳細を確認してみましょう。
5位:ダイワファンドラップONLINE
- 月々1万円から積み立て可能
- 幅広いリスク許容度に応じた、7段階の運用スタイルを提供
- 世界全体へ幅広く投資することで、世界の経済成長を取り込める
ダイワファンドラップONLINEは、大手証券会社の大和証券が提供しているロボアドバイザーです。初めてのロボアド投資では心配事も増えがちですが、対面型の証券会社ということで最寄りの店舗でも気軽に相談可能。さらに投資初心者でも始めやすいよう、1万円から1円単位で投資できるハードルの低さも嬉しいですね。
無料の診断結果に応じて7種類の運用スタイルを提供することで、安定的な運用パフォーマンスも実現できています。
ロボアドバイザー投資はどんな方にオススメ?
- 投資に興味がある人
- 投資について深い知識がない人
- ほったらかし投資を考えている人
- 10年以上など長い目で見て利益を出したい人
- 定期的な商品購入やリバランスが面倒に感じる人
基本的には「投資を始めてみたいけど敷居が高そう…」と感じる人であれば、始める価値のある投資手法だと言えます。長期投資の相性も良いので、老後をはじめ将来の生活資金を確保するための手段の一つではあります。
まとめ ロボアドバイザー投資は必要ありません
冒頭でもお伝えしましたが、私はロボアドバイザーをオススメしていません。
理由としては【投資初心者】の方であれば投資信託を積立投資するよりもパフォーマンスが良くなる要素がないからです。お任せできるという意見も色々なサイトでありますが、優良な投資信託の商品を選べば基本的にはファンドが運用してくれるので全てお任せで運用ができます。
リスク分散については全米への投資、全世界への投資など様々な商品があるので十分リスク分散が可能です。
投資信託の始め方について下記記事で詳しく説明してますのでぜひ読んでみてください🤗
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